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静岡の女ひとり旅ガイド:モデルコースとエリア別おすすめ

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東京から新幹線でたった1時間。静岡は、はじめてのひとり旅にも、日帰りで気分転換したいリピートひとり旅にも、ちょうどよい距離感の街です。

桜えび・しらす・清水のマグロ・静岡おでん。日帰りでも欲張れる素材が詰まっていて、観光地らしい派手さよりも「駿河湾の港町」の素朴な落ち着きが気持ちいい。わたしも何度か静岡をひとりで歩いていますが、駅前から徒歩圏に観光地が集まっていて、女性ひとりでも気負いにくい街だと感じます。

この記事では、わたしが静岡をひとりで旅したときの感覚をもとに、1泊2日・日帰りのモデルコース、エリア別のおすすめスポット、ひとりでも入りやすいごはんやカフェ、女性目線でのホテルの選び方までまとめました。

静岡がひとり旅にぴったりな理由

静岡は東海道のちょうど真ん中、駿河湾に面した県庁所在地でありながら、駅前から駿府城公園・呉服町通へと続く街並みがコンパクトにまとまった、落ち着きのある街。新幹線の駅も、観光地も、海も、ぜんぶ「移動が短い」のがひとり旅にうれしいポイントです。

ひとり旅目線で見たときの静岡のいいところは、わたしの感覚ではこんな感じです。

  • 東京から新幹線1時間(ひかり):朝出れば午前中には街歩きを始められる、いちばん近い東海道の県都
  • 駅から徒歩圏に観光地が集中:駿府城公園・呉服町・静岡おでん街まで、駅から徒歩10分以内
  • 桜えび・しらす・マグロが日常価格:観光地価格になりすぎず、ひとりでも気軽に入れるお店が多い
  • 日本平・三保松原も半日で組み込める:富士山ビューと世界文化遺産のどちらも、当日往復で楽しめる
  • 季節の見どころが分散:梅・桜(3〜4月)・新茶(5月)・紅葉(11月)・冬の富士山と、一年を通して楽しみ方がある

「東京の人混みから少しだけ離れたい」「日帰りでも気分転換したい」「海の幸と富士山の両方を味わいたい」と感じている人には、静岡はかなり相性のいい行き先だと思います。

おすすめモデルコース:1泊2日と日帰り

静岡ひとり旅は、市内だけで完結させるか、日本平や三保松原まで足を伸ばすかで満足度が変わります。新幹線1時間の距離感を活かして、わたしが組むならこんな流れになります。

静岡駅・駿府城・日本平・三保松原・清水港をめぐる1泊2日と日帰りのひとり旅モデルコースをやわらかく表現したイラスト

1泊2日コース:静岡市内中心と日本平・三保松原

静岡ひとり旅の王道。1泊2日あれば、街歩きと富士山ビュー、世界文化遺産の三保松原まで十分に楽しめます。

1日目:静岡駅着 → 市内街歩き → 静岡おでんディナー

朝〜お昼前の新幹線で静岡に到着。駅前のホテルに荷物を預けたら、まずはお昼ごはんに駿河湾の海鮮丼か桜えびの定食を。静岡駅の駅ビル「アスティ静岡」や地下街に名店が集まっているので、迷ったらここで最初の一食を。

午後は駿府城公園・呉服町通を歩きながら、駿府城公園県庁別館の展望ロビーへ。県庁別館21階の展望ロビーから眺める静岡市街と富士山は、晴れた日の午後がとくに気持ちよいです。

夕方は一度ホテルに戻り、夜は青葉横丁・青葉おでん街で2軒目の静岡おでんへ。駅から徒歩10分、提灯の灯る路地に小さなおでん屋がぎゅっと並んでいて、女性ひとりでも歩きやすいエリアです。

2日目:日本平 → 三保松原 → ランチ → 帰路

朝はホテルの朝食、または駅前のカフェで軽めに。静岡駅前から日本平ロープウェイ経由のバスで約40分、日本平へ。

午前中に日本平夢テラスから駿河湾と富士山のパノラマを眺め、ロープウェイで久能山東照宮へ降りるルートが王道。お昼は清水に戻って、清水港の海鮮丼やマグロ丼を。午後は三保松原で松林と富士山を眺め、夕方の新幹線で帰路につきます。

日帰りコース:駅前と駿府城・日本平の半日プラン

日帰りでも、新幹線1時間という距離感を活かせば、市内の街歩きと富士山ビューまで欲張れます。

午前:静岡駅着 → 駿府城公園 → 市内ランチ

ひかりで9時前後に静岡着。荷物はコインロッカーに預けて、駿府城公園を散策。家康公の銅像と巽櫓・東御門の復元建築を見学したら、お堀沿いを歩いて呉服町通へ抜けます。

お昼ごはんは駅周辺で桜えびのかき揚げ丼か、静岡おでんの定食を。

午後:日本平・三保松原から選ぶ

午後は時間と天気で選択。富士山が綺麗な日は日本平夢テラスまで足を伸ばし、駿河湾のパノラマを楽しむ。海が穏やかな日は三保松原で松林と富士山の組み合わせを。

夕方の新幹線で東京に戻れば、日帰りでも十分満足度の高いひとり旅になります。

静岡駅・日本平・久能山東照宮は、バスとロープウェイを組み合わせて移動できます。割引券やセット券は時期によって変わることがあるので、出発前に最新情報を確認しておくと安心です。

エリア別おすすめスポット

静岡ひとり旅は、静岡駅中心部・日本平・三保松原・清水港の4エリアに分けて考えると、移動が組みやすくなります。それぞれの雰囲気と、ひとりで訪れたいスポットをまとめます。

静岡駅・駿府城公園、日本平・久能山東照宮、三保松原、清水港それぞれの魅力をやわらかく表現したイラスト

静岡駅・駿府城公園:街歩きの拠点

静岡駅から駿府城公園までは徒歩10分。地下街やアーケード、お堀沿いの遊歩道をつなぐと、歩きやすい街歩きルートになります。

  • 駿府城公園:家康公が大御所政治を行った城跡。巽櫓・東御門の復元建築が見どころ
  • 呉服町通・両替町通:駅から駿府城に続くアーケード。雨の日でも傘なしで歩ける
  • 県庁別館21階展望ロビー:無料で富士山と駿河湾を一望できる隠れスポット

日本平・久能山東照宮:駿河湾と富士山のパノラマ

静岡駅からバスで約40分。標高307mの丘から駿河湾・富士山・南アルプスを一望できる、静岡随一の眺望エリアです。

  • 日本平夢テラス:360度のパノラマが望めるガラス張りの展望施設
  • 久能山東照宮:家康公を祀る初代東照宮。日本平からロープウェイで5分
  • 日本平パークウェイ:山頂までの並木道。バスからの車窓も気持ちよい

実際にわたしが日本平夢テラスを訪れたときの様子は、こちらの記事にまとめています。

日本平夢テラスは富士山と駿河湾が望める注目の新スポット!撮影旅へ

日本平夢テラスは、富士山はもちろん、駿河湾・清水港・伊豆半島・南アルプスの360°パノラマビューという贅沢な絶景が望める大変見晴らしのよい撮影スポットです。

三保松原:世界文化遺産の松林と富士

静岡駅からは清水駅経由で1時間前後、清水駅からはバスと徒歩で40分前後。富士山世界文化遺産の構成資産である、松林越しの富士山ビューが楽しめるエリアです。

  • 神の道:羽衣の松へと続く500mの松並木。早朝はとくに静謐
  • 羽衣の松:天女の伝説が残る御神木
  • みほしるべ(三保松原文化創造センター):松原と富士山信仰を学べる展示館

清水港・エスパルスドリームプラザ:海と港町の風景

静岡駅から東海道線で約10分。清水港に面したショッピング施設と、マグロの水揚げ港の風景が両立する、コンパクトに楽しめるエリアです。

  • エスパルスドリームプラザ:清水の魚市場とショッピング、観覧車が集まる複合施設
  • 河岸の市:清水港のマグロ丼・海鮮丼を気軽に味わえる市場
  • 清水港湾遊覧船:港から駿河湾を眺める短時間クルーズ。ひとりでも乗りやすい

ひとりでも入りやすいグルメ・カフェ

ひとり旅で気になる「夜ごはん問題」。静岡は静岡おでんの専門店をはじめ、カウンター席や一人客に慣れた店が多い印象です。わたしが歩いてみた限り、青葉おでん街でも女性ひとりカウンターで居心地が悪かったことはあまりありません。

静岡でひとりでも入りやすい桜えびとしらすの定食、清水のマグロ、静岡おでん、抹茶と煎茶のカフェの魅力をやわらかく表現したイラスト

静岡おでん:青葉横丁・青葉おでん街のカウンター

静岡おでんは、黒はんぺん・牛すじ・出汁粉と青のりが特徴の郷土料理。専門店はカジュアルな空間が多く、カウンター席もよく整っています。1串から注文できるので、ひとりでも頼みやすいスタイルです。

  • 青葉横丁:駿府城公園のすぐ南。提灯の灯る路地に老舗が並ぶ
  • 青葉おでん街:青葉横丁と並ぶおでん通り。観光客にも入りやすい雰囲気
  • 駅ビル「アスティ静岡」のおでん店:帰路前のラスト一杯に便利

桜えび・しらすの定食

由比・蒲原で水揚げされる桜えびと、駿河湾のしらすは、静岡ひとり旅で外せない素材。かき揚げ丼・釜揚げしらす丼・二色丼と選択肢が多く、定食スタイルのお店も充実しています。

  • 桜えびのかき揚げ丼:静岡駅構内・地下街の食堂で気軽に
  • 釜揚げしらす丼:駅周辺の定食屋でランチに
  • 桜えびと生しらすの二色丼:シーズン(春・秋)限定で味わえる贅沢

清水のマグロ・海鮮

清水港は全国有数のマグロ水揚げ港。河岸の市やエスパルスドリームプラザの食堂街では、マグロ丼や海鮮丼をひとりで気軽に楽しめます。テイクアウトと店内飲食の両方が選べるのが、ひとり旅向き。

  • 河岸の市の食堂:マグロ専門店が並ぶ。中トロ・赤身・ネギトロの三色丼が定番
  • エスパルスドリームプラザ周辺の飲食店:カウンター席のある店もあり、ひとりでも入りやすい
  • 静岡駅構内の海鮮丼:時間がない日のラスト一杯にも

お茶と抹茶スイーツのカフェ

静岡は日本一の茶産地。煎茶・抹茶・ほうじ茶を使ったスイーツとカフェが点在し、ひとり旅の午後のひと休みにちょうどよいです。

  • 静岡市内の茶舗カフェ:呉服町通・両替町通に老舗の茶舗がカフェを併設
  • 抹茶パフェ・抹茶ラテ:駅前のカフェでテイクアウトも可能
  • 新茶(5月)の試飲会:シーズン中は街中で新茶のふるまいに出会える

駅前のひとり夜ごはん

静岡駅周辺は、駅ビル・地下街・北口の繁華街にカウンター中心の和食店や居酒屋が点在。早い時間帯(18〜20時)に入って、22時前には切り上げるリズムが女性ひとりでも歩きやすいです。

  • 駅ビル「パルシェ」のレストラン街:チェーンと地元店の両方
  • 両替町・人宿町のカウンター和食:地酒と駿河湾の魚を少しずつ
  • おでん街の遅い時間:22時以降も開いている老舗が数軒

ホテルの選び方:エリアで決まる動きやすさ

静岡の宿は、選ぶエリアで街歩きのリズムが大きく変わります。エリアごとの性格と、ひとり旅で気にしておきたいポイントをまとめました。

静岡でひとり旅向けの静岡駅前ホテル、清水駅前ホテル、日本平ホテルの魅力をやわらかく表現したイラスト

静岡駅周辺:移動の起点として最強

静岡駅北口・南口どちらも、徒歩5分以内に複数のビジネスホテル・シティホテルが並びます。新幹線・東海道線・バスすべての起点になるので、初日と最終日のストレスがいちばん少ない選択肢です。

  • 新幹線改札から徒歩5〜10分
  • 朝食付きプランで朝ごはん問題を解消
  • 24時間フロント・オートロックで夜遅い到着でも安心
  • 日本平・三保松原・清水方面へ動きやすい

実際にわたしが静岡駅近くの「ホテル オーク静岡」に泊まったときの様子は、こちらの記事にまとめています。

ホテル オーク静岡の宿泊記・ブログ、葵区のビジネスホテル

静岡市にひとり旅で2泊滞在したビジネスホテル「ホテル オーク静岡」。ひとりで気楽に過ごせるビジネスホテルでした。宿泊した感想を紹介します。

呉服町・両替町エリア:街歩きと夜の食事に強い

駿府城公園や青葉横丁の近くに泊まると、夜ごはんから宿までが徒歩5分以内に収まります。21時以降に動きたい人や、朝のお堀端散歩を楽しみたい人向け。

  • 夕食後の移動が短く、女性ひとりの夜歩きに安心
  • 朝のお堀沿い遊歩道がそのまま散歩コースになる
  • 呉服町通のアーケード沿いを選ぶと夜の人通りが落ち着く

清水・日本平エリア:海と山の眺めを楽しむ

2日目を清水港周辺や日本平周辺のホテルにすると、駿河湾の朝景と富士山ビューを身近に楽しめます。静岡駅から少し足を伸ばすだけで、街中とは違う海辺・高台のリゾート感があります。

  • 食事付きプランも多く、一人客対応の宿を事前に確認
  • 静岡駅・清水駅から路線バスや無料送迎のある宿を選ぶと荷物移動が楽
  • チェックアウト後にすぐ三保松原や市内に戻れる立地が便利

大浴場つきビジネスホテル:歩き疲れた身体を癒す

静岡駅周辺で大浴場つきのホテルを選びたい場合は、個別ホテルの設備を確認して探すのがおすすめです。観光で歩き疲れた身体を、広いお風呂でリセットできると、翌日の動きやすさが変わります。

  • 静岡駅から徒歩圏か、大浴場の利用時間が旅程に合うかを確認
  • 朝食付きプランやランドリーなど、連泊しやすい設備を確認
  • ひとり利用の口コミがある宿だと、滞在イメージをつかみやすい

静岡ひとり旅を計画するときのポイント

最後に、静岡を女性ひとりで旅するときに、計画段階で意識しておきたいポイントをまとめます。

静岡まつり(4月第1週末)・大道芸ワールドカップ(11月第1週末)の期間は宿の予約が一気に埋まります。日程が決まっているなら、ホテルは早めに押さえておくと安心です。

  • ベストシーズンは3〜5月と10〜11月:梅・桜・新茶・紅葉。並木道とお堀沿いの景色がとくに気持ちよい
  • 冬の富士山がいちばん綺麗:1〜2月は空気が澄み、日本平・三保松原から望む富士が見頃
  • 4月は静岡まつり:駿府城公園を中心にした春の祭りで街全体が華やぐ
  • 11月は大道芸ワールドカップ:市内の路上が世界中のパフォーマーで賑わう
  • 日本平・三保松原の往復時間を読む:バスは本数があるが、夕方は混雑するので余裕を持って
  • 市内移動は徒歩+バス:駿府浪漫バスや路線バスで主要観光地はカバーできる

東京から新幹線1時間。 静岡は、「日帰りでも、1泊でも」楽しめるひとり旅を始めたい人にとって、いちばん手の届きやすい東海道の街です。

まとめ:静岡は「東海道ひとり旅の入り口」

静岡は、駿河湾の港町の落ち着きと、家康公ゆかりの城下町の風情が両立する街。 新幹線1時間で、街歩き・富士山ビュー・世界文化遺産・名物グルメまで欲張れる行き先は、東京から見て他にあまりありません。

東京の人混みから少し離れたい。日帰りでも気分転換したい。海の幸と富士山の両方を味わいたい。そんな気分のときには、静岡はかなり頼れる選択肢になります。

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著者のプロフィール画像
上月 涼羽
Suzuha Kozuki

ひとり旅好き。国内外をひとり旅しながら、役立つ情報をブログで発信中。ANAのSFC有り。東京在住。

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