Grab(グラブ)が2019年11月18日から日本でサービス開始というニュースがありました。
配車アプリのヘビーユーザーな私にとって、ビッグニュースです!
Grabは日本のどこで使える?
日本上陸後の最初は、札幌・東京・名古屋・京都・沖縄が対象エリアになります。
海外で使っているのと同じGrabアプリを利用して、ジャパンタクシー加盟の車を呼べるという便利さに脱帽です。
私も日本で利用している日本交通の配車アプリ、このアプリとGrabが連携するということです。
日本交通の配車アプリは4年ほど前から利用しています。
また、Grabを実際に海外で使って非常に便利でした。
実際にグラブを使った国と都市
- タイ バンコク
- ベトナム ハノイ
- カンボジア シェムリアップ
- フィリピン セブ
タイ バンコク
初めてGrabを利用した場所がタイのバンコクでした。
タイの一般的なタクシーの運転手は、タイ語しか通じません。カタコトの英語もまったく通じませんでした。
流しのタクシーを止めたのは良いものの、なかなか行き先が伝わらずに心折れそうになりました。
そんな訳でGrabデビューしました。初回登録は個人情報と支払い情報を登録します。
実際にGrabタクシーを呼ぶときは、Googleマップと似たような地図に呼びたい位置にピンを置いて、行き先を選択するだけでした。
これでGrabの便利さを覚えてしまいました。
カンボジア シェムリアップ
Grabタクシーはもちろんのこと、トゥクトゥクもGrabで呼べたのに感動しました。
シェムリアップでは、トゥクトゥクは一般的な乗り物でタクシーより安くて最高でした。
何よりトゥクトゥクに乗ってみたかったんですけどね。
ベトナム ハノイ
既にGrabを使い慣れていたため、ハノイ市内から空港へも使いました。
普通にタクシーを呼ぶより、Grabの方が安く済みました。
フィリピン セブ
昼間に日差しの強さにクラクラするほどでした。
暑くてとてもじゃないけど、昼間は外を歩くのは厳しいなーと感じました。
物価も安いため、気にせずGrabタクシーを呼びまくりました。
難点は昼間の街中は渋滞が激しく、歩くよりも遅いのでは?というスピード感だったことです。
夕方以降は比較的スムーズに車が流れていて、便利さを体験できました。
Grabアプリの素晴らしい所
Grabアプリの何がすごいんでしょうか?
Grabアプリは他国も共通
タイのバンコクでダウンロードしたGrabアプリがそのまま、カンボジア・ベトナム・フィリピンの3国でも利用できました。
現地のSIMを入れてスマホの電波が入る状態になっていれば、アプリの画面も現在地の国に対応した内容に自動で切り替わっていました。
ベトナムでGrabアプリを開いたときに一部ベトナム後表記になったのは、ちょっとビックリしましたが使い方は同じでした。
日本では、シンガポール・マレーシア・フィリピン版のGrab利用者は、普段使っているGrabアプリで現地の言葉や英語でジャパンタクシー加盟のタクシーを呼べて、運転手に行き先まで伝わる仕組みになるとのこと。
やはりGrabアプリが翻訳してくれるですね。
私が使っているGrabアプリはタイでダウンロードしましたが、フィリピンで使えました。
ということは、タイ版でダウンロードしたGrabアプリが日本でも使えると思っていいでしょう。
支払いはネット決済のみ対応ですが、タクシーがネット決済となると本当に便利なんですよね。
運転手さんもお釣りの準備が不十分で、細かい小銭ない?と言ったやりとりの心配もしなくて良いわけです。
都内ではSuicaで支払えるタクシーも多いですが、すべてのタクシーではありません。
言葉の壁をこわす配車アプリ
自分がアプリ内のチャットで日本語で打っても、運転手さんの国の言語に自動変換されて表示されるところです。
特に英語がまったく通じない運転手とやりとりが必要だった、タイのバンコクとベトナムのハノイではGrabが大活躍でした。
事前に料金が分かる
Grabなどの配車アプリは、乗る位置と降りる位置を指定して車を選んだら、車を呼ぶ前に具体的な料金が表示されます。
事前にいくら掛かるか分かるところが良いですね。
いままでタクシーを使う時の不安はいくら掛かるんだろう?と言うことでした。
初乗り料金410円、距離◯円くらいしか、タクシーにも記載がありません。
特に都内で乗ったときに、渋滞していてタクシーのメーター料金がどんどん上がっていくストレスは半端ないです。
このタクシーは、クレジットカード使えるんだっけ?とか慌てて確認することもありました。
具体的な料金が分かるGrabは安心して乗れます。
進出相次ぐ海外の配車サービス
海外の配車サービス、日本への進出が相次いでいますね。
海外の配車サービス3社
- Uber(ウーバー)
- DiDi(ディディ)
- Grab(グラブ)
アメリカのウーバー(Uber)や、中国のDiDi(ディディ)は既に参入しています。
このタイミングでグラブ(Grab)が参入となり、タクシー配車サービスが3社も日本国内に揃いました。
アメリカのウーバー、ウーバーイーツを利用している知人はよく聞くものの、タクシーとしてウーバーを利用しているという話は聞いたことがありません。
私自身も、日本でGoogle マップで調べたときにでてくる見積もり料金がタクシーよりも高いため、ウーバーをわざわざ呼ぼうと思ったことがありませんでした。
中国のDiDiは、中国人旅行客が日本で利用することが多く、ハイスピードで拡大していっているそうです。
基本は訪日外国人向けのサービスと位置づけているGrab。
ただ日本人としても、Grabは日本タクシー大手のジャパンタクシー加盟のタクシーが呼べるということで、安心して利用ができる嬉しいサービスになりそうな予感がしています。
日本だと規制が厳しいため、海外のように個人の運転手は呼べないんですがね。
配車サービスのこれから
Googleマップで経路を調べると、徒歩・車・タクシー・自転車・lime・飛行機とエリアによって様々な交通手段と経路が表示されるようになっています。
今後は自動車の自動運転が始まると言われています。
アプリで配車ができるというのは、自動でタクシーを呼べる道具になり得るということですよね。
アプリで自動運転タクシーを呼んだら、無人タクシーが迎えに来る。
そんな未来が想像できてしまいます。
配車サービスへの期待
配車アプリは、地図サービスとGPSや翻訳といった様々な技術が盛り込まれています。
私はGoogleマップを毎日のように使っていますが、見慣れた画面だから海外でも安心して使えます。
世界共通で使えるサービスが増えるのは嬉しい限りです。
GrabアプリDL:iOS / Android