短期観光でニュージーランド渡航前に必須となったNZeTA(電子渡航認証)ってどうやって申請するんだろうと心配なあなたに、実際にNZeTAをスマホアプリで申請した方法を解説します。
2019年10月1日より、日本のパスポートでニュージーランドにビザなしで渡航する場合、ニュージーランドの渡航前にNZeTA(電子渡航認証)が必須となりました。また、IVL(国際観光税)も支払うことになります。
NZeTA電子渡航認証の申請の前に
申請に必要なもの
まずは、NZeTA電子渡航認証の申請に必要なもの3つを手元に準備します。
NZeTAの申請に必要なもの
- パスポート(有効期限3ヶ月以上)
- スマートフォン
- クレジットカード
NZeTA電子渡航認証の申請方法
申請の流れ
NZeTAの申請の大まかな流れは次の6ステップになります。所要時間は約10分で終わります。
NZeTAの申請の流れ6ステップ
- NZeTAアプリをダウンロード
- パスポートをスキャンする
- 顔写真を自撮りする
- 質問にいくつか答える
- クレジットカードで支払う
- メールで完了通知が届く
具体的な申請のやり方
1.NZeTAアプリをダウンロード
スマホにNZeTA(電子渡航認証)アプリをダウンロードします。
NZeTAアプリを開きます。
アプリで申請を開始するために「Begin」をタップします。
規約に同意の「Agree」をタップします。
2.パスポートをスキャンする
アプリでスマホのカメラを使うために許可が必要です。「OK」をタップします。
パスポートの顔写真のページを開いて、図の通りにスマホのカメラでスキャンします。
3.顔写真を自撮りする
アプリからスマホのカメラが起動します。表示された◯の中に顔を入れ、正面を向いて顔写真を自撮りします。
すると、自動でパスポートの情報が入力されます。正しいか確認します。
誤りがなければ「Confirm」をタップします。
4.質問にいくつか答える
入国審査でよくある質問内容です。
ニュージーランドへ滞在するか?トランジットでない場合は「Yes」をタップします。
オーストラリアの永住者ではなければ「No」をタップします。
同様に以下の質問に「No(いいえ)」か「Yes(はい)」で回答していきます。
ニュージーランドへ渡航する目的は、医療診断や治療のためですか?
いいえ/はい
過去にニュージーランド以外の国で出国命令、退去強制、または入国禁止扱いの対象になったことがありますか
いいえ/はい
ニュージーランドで過去に出国命令が執行された結果、現在、上陸拒否の対象になっていますか?
いいえ/はい
国を問わず、過去に有罪判決を受けたことがありますか?
いいえ/はい
生まれた国が日本なら「Japan」と入力します。
自分のEメールアドレスを入力して「OK」をタップします。
5.クレジットカードで支払う
「Complete & Pay」をタップして、支払いへ進みます。
支払いの内訳が表示されます。
NZeTA電子渡航認証:$9
IVL渡航税:$35
合計:$44
支払い内容を確認して「Agree」をタップします。
料金を確認して、クレジットカード(VISAカードかマスターカードは使える)の情報を入力して、「Make Payment」をタップして支払います。
レシートが表示されました。「Done」をタップします。
6.メールで完了通知が届く
ニュージーランドの移民局から数分で領収メールが届きます。
件名:New Zealand Electronic Travel Authority XXXXXXX request received
※XXXXXXXは確認番号が入っています。
以上で申請は完了です。
受領されるまで最大72時間掛かるとニュージーランド移民局が公表しています。後は受領されるのを待ちます。
発行後、発行通知が届く
NZeTAが発行されたら発行通知がメールで届きます。
私の場合は、申請してから10時間後に発行通知メールが届きました。
件名:New Zealand Electronic Travel Authority XXXXXXX has been issued
※XXXXXXXは確認番号が入っています。
アプリで確認した場合「issue」(発行)と表示されます。
これで、無事にNZeTA電子渡航認証が発行されました。
以上で2019年10月よりニュージーランド渡航準備に必須となったNZeTA電子渡航認証の発行が完了です。
ニュージーランド渡航前に
11月にニュージーランドへ3週間の旅へ渡航する私が実際に申請した方法を解説しました。
もし事前発行しなかった場合は、ニュージーランドの空港の入国審査で止められて、その場でWebサイトのフォームから発行手続きを強制させられるということが発生しているようです。
入国目前にして空港で時間を無駄にしないように、やはり事前に発行しておくのがベストですね。
ニュージーランドへスムーズに入国して旅を楽しみましょう。
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