2018年7月、沖縄旅行を満喫している最中に台風が直撃し、帰りのJAL便が欠航になるというハプニングに直面しました。
突然の2日間の滞在の延長を余儀なくされた経験から、旅の危機管理について考えさせられました。この記事では、JAL便欠航から振替搭乗までの道のりと、そこから導き出した旅のリスク対策をご紹介します。
那覇空港発のJAL便が台風で欠航
東京・羽田空港行きの飛行機・那覇空港から夕方のJAL便に乗って帰宅する予定の日に、なんと台風が直撃してしまったのです。
台風が近づいているのを知ったのは、すでに沖縄滞在の真っただ中でした。
予定の便で帰れない…
運行状況のお知らせメール
JAL搭乗予定の前日の夕方「【JAL国内線】最新の運航状況のお知らせ」というメールをJALから受け取りました。
メールには、台風のため天候調査中であること、条件付き運航・遅延・欠航の可能性があることが記載されています。最新の運行状況はサイトを確認するように記載があり、URLが貼ってありました。
運航状況のご案内(国内線):https://www.jal.co.jp/cms/other/ja/weather_info_dom.html
案内を確認していくと、台風で欠航の可能性があるため、手数料なしで無料で別便に振り替えができるということが分かりました。
台風というのは、移動速度によってどうしても正確な接近時間が決まりません。前日の夕方時点では、あくまで欠航の可能性があるということしか分かりませんでした。
しかし、だんだんと夜が更けるにつれ、次々と朝の時間帯の便の欠航が確定していきます。
わたしが乗る予定の夕方の便もこのままだと欠航になる可能性が高そうだと思い、夜21時ごろにやっとキャンセルしました。
しかし翌日に振り替えようと思ったところ、すでに翌日の全便満席となっていました。仕方なく、翌々日に振り替えの手続きをしました。
変更方法はいつもネットからJALの予約をしていればスムーズに使えました。JALの会員サイトにアクセスすると、振り替え案内が出ていてスムーズに振り替え便に変更できました。
東京に戻る日が2日も延びてしまい、余分に仕事を休んでしまいました。判断が遅かったようです。
台風の沖縄の過ごし方
ホテルは2泊分を追加で急遽ネットで探して予約して泊まることになりました。
値段が手頃なホテルは空室が見つからず、少し高めのホテルに泊まることになり、踏んだり蹴ったりな延泊でしたね。
沖縄滞在は2日増えたものの、台風がやってきているので、雨風もひどく丸1日は那覇市内のホテルにこもっていました。ホテルの朝食バイキングぐらいしか、楽しみは増えませんでした。
JALより最初の欠航可能性を示す案内メールを受け取ってから、すぐに翌日の便に振り替えればよかったと思ったのは後の祭り。そしてすぐにホテルも抑えなければなりません。
台風が直撃しているとさすがに出かけるのも難しいので、ただホテルで時間をつぶすだけでした。
唯一はかどったのはAmazonプライム鑑賞。この日初めて「バチェラー・ジャパン」を観ましたよ。
沖縄へ行く前に欠航になったら?
ちなみに、沖縄に行く前に乗る予定の飛行機が台風で欠航になった場合、これは友人が体験した話を聞きました。
羽田空港から那覇空港の行きも帰りもキャンセルになり全額返金されて、沖縄旅行自体がなしになったそうです。現地に行く前に台風で欠航おそれありだと、予約も無料でキャンセルできるようになります。
ただ、片道で別々の航空会社を予約をしている場合は、片道しかキャンセルできない可能性もあります。台風のシーズンに沖縄に行く予定がある場合は、往復同じ航空会社で予約をするのがベストですね。片道しかキャンセル無料にならないパターンがあるからです。
台風が来るかもしれないから、台風シーズンの7~9月を避けるという方法ももちろんあると思います。
ただ、台風シーズンの7~9月とはいえ、沖縄に接近する台風は月に1~2個です。
月に1~2個の台風が直撃する可能性はそれほど高くはないので、万が一に台風が来てしまい、欠航になっても払い戻し・キャンセル・振り替えができるんだと心得ておくと良いでしょう。
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