ひとり旅は、なるべく荷物を身近においておきたいものです。そこで機内にも持ち込めるサイズのバックパックが活躍します。
というのも、ひとり旅では荷物を見てもらう相手がいません。
スーツケースだと持ち込めない狭い場所(例えばトイレ)でも、バックパックは持ち込めなかったことがありません。
わたしが実際にひとり旅で愛用しているバックパック「キャビンゼロ28L」をレビューしていきます。
キャビンゼロ28Lを選んだ理由
- スーツケースのように、ほぼ全開できる
- 機内持ち込みできるサイズ
- 手頃な価格
- 軽い
それぞれ、詳しく見ていきます。
キャビンゼロの機能性

キャビンゼロの最大の特徴は何と言ってもこちら。パカッと大きく開けられ、ほぼフルオープンになります。
ジップが3方向をぐるっと囲むように付いているおかげ。
形が長方形になっていて、縦置きも安定します。
28Lサイズがちょうどいい
28Lサイズのバックパックで、わたしは十分です。これひとつと小さめなショルダーバッグを合わせて、2週間の旅もしていました。
キャビンゼロは1番サイズが大きいのは44Lが発売されており、44Lサイズも機内持ち込みサイズになります。
私のような女性には、44Lサイズは大きすぎ&バックパック自体も重くなるので、なかなか厳しい。
ショルダーバッグを合わせるのは、バックパックにすべてを詰め込んでしまうと、財布やスマホを取り出しにくいからです。
バックパックだけでなく、ショルダーバッグも持っておいた方が便利です。
ホテルにバックパックは預けて、ショルダーバッグだけで出かけるのが身軽でよき。
バックパックにしては安い
アウトドアブランドのバックパックは、 お値段が2~3万円とかなり高額で売られているのが現実。
おそらく丈夫でものは良いのだとは思います。
キャビンゼロは4,000円~8,000円(色やセールなどで前後あり)といった価格で1桁違う安さです。
この価格帯でこれだけの機能を備えたバックパックは、さんざん探しましたが他に見つかりません。
軽いは正義
他メーカーの同じくらいのサイズのバックパックを見ると、キャビンゼロよりも重いのがほとんどです。
バックパックの中に荷物を入れるのですから、バックパック本体が軽いのは重要!
自立する
ぼてっとした形で、空っぽだとさすがにクタッとなりますが、荷物を入れた状態だと自立して安定します。
新幹線や電車の足元にも置きやすくて気に入っているポイント。
いまいちなところ
しかし、キャビンゼロがパーフェクトという訳ではなく、ここが改善されればと思う箇所ももちろんあります。
パソコンで背中が痛い

このように背中側の内ポケットにノートパソコン(B5サイズ)を入れた状態でキャビンゼロを背負うと、ノートパソコンの固さを感じ、背中が痛いことです。
冬場の上着を着ているシーズンなら全く気にならなりません。しかし、薄着の夏は背中側の内ポケットにノートPCを入れると背中が痛いです。
薄着のときは、背中側にまず服を入れて、ノートパソコンは背中とは逆側に乗っけています。
ボトル入れがない
キャビンゼロには、水筒やマグボトル・ペットボトルを持ち歩く場合に重宝するボトル入れとなるポケットがありません。
バックパックにボトルがすっと入れられる外ポケットがあるのが理想。最大の妥協ポイントはここです。
至らないところも安さゆえに許したところ。
カラビナフックで引っ掛けられるボトルを使おうかな?と検討中。
大は小を兼ねる
私の場合、1泊2日の旅なら正直バックパックは28Lサイズでも大きく、余白ができてしまいます。
日常的にバックパックを使っていて、もう少し小さいサイズのバックパックをすでに持っているのなら、小さいサイズのバックパックを使うといいでしょう。
けれども、1泊2日の旅のために小さいバックパックをわざわざ買うのはもったいないです。
それに普段使わないものなら、収納スペースも余分に使うことになります。
キャビンゼロ28Lサイズを持っていけば大丈夫です。小が大を兼ねることはありませんが、大は小を兼ねます。
ただし、大が小を兼ねられるのは機内持ち込みできるサイズまで。
