メルボルンのタラマリン(MEL)からクライストチャーチ(CHC)への移動は飛行機、ジェットスター航空(JQ173)に搭乗しました。
エコノミークラス基本運賃の搭乗レビューです。
乗り継ぎトランジット
ケアンズ空港からメルボルン空港へ到着し、メルボルン空港で乗り継ぎして、ニュージーランドのクライストチャーチ空港までJQ173便に乗ります。
チケットの値段が手頃な朝の便でケアンズからへやってきて、深夜便でクライストチャーチ行きに乗るためトランジット時間が10時間を超えます。
メルボルン空港まではケアンズから国内線で移動したため、国内線から国際線へ徒歩でターミナルの移動をしました。
メルボルン空港が便利なのは、国内線と国際線の近さです。
国内線ターミナルT3のすぐ隣のターミナルT2は国際線です。ビル内で繋がっていて歩いて2〜3分みていれば移動できるほどです。
ただ今回はジェットスターの国内線に乗ってきたため、受託荷物受け取り場所がターミナルT4です。
ターミナルT4で受託荷物を受け取り、ターミナルT3を通ってターミナルT2へ移動します。
ターミナル4→ターミナル3→ターミナル2
メルボルンは今年すでに2週間滞在済みだったこともあり、メルボルン市内に繰り出すことは辞め空港内でおとなしく過ごします。
クライストチャーチ行きのジェットスター搭乗まで10時間を超える長い待ち時間、ジェットスター国際線はチェックインできる3時間前までの7時間ほどをメルボルン空港のチェックイン前のターミナル2で過ごします。
スーツケースとバックパックの荷物を持ったまま、チェックイン前のターミナル2を探索します。
時間が潰せそうなところはマクドナルドとカフェです。飲食店ばかりあります。
チェックイン
チェックイン時間の3時間前になりチェックインが可能になります。
すべて機械で自動でセルフサービスです。チェックイン機でタッチパネルを操作して、チェックインします。
国際線はパスポート読み取りがあります。航空券と預入荷物につけるタグが印刷されてでてきます。
それほど混んでない&チェックイン機は数が多いため、待つことなくチェックイン完了。
自分で荷物にシールをとりつけ、受託荷物受付の機械へ行きます。
メルボルン空港は受託荷物受付も自動化されています。
自動の受託荷物受付では先ほど発券したチケットのバーコードを読ませます。
ベルトに荷物を乗せれば、重さが表示されオーバーしていなければそのまま、ベルトが動き荷物が流れていきます。
1分ほどであっけなく終わります。
重量オーバーやバッテリーなど預入禁止の物品などがなければ、即完了します。
私が実際に受託荷物預け入れに待ち時間はなく1分も掛からない早さです。
自動チェックイン機の操作開始から、バゲージ預入まで合計2分で終わりました。
手荷物検査
出発、こちらはターミナル2の航空会社共通の入り口です。
驚くことに入り口にスタッフは誰もいません。
ゲートの機械に航空チケットのバーコードを読み込ませると、ゲートが空き入場します。
メルボルン空港は自動化が進みスタッフの数がとても少ないのが特徴です。
手荷物検査の列に並びます。スタッフがPCやタブレット以外のすべての持ち物をバッグにしまうようにアナウンスしています。パスポートもチケットも含めてカバンにしまうのです。
これは荷物検査をスムーズに進めるための工夫のようです。
トレーがベルトの下に自動で流れてくる仕組みになっています。
1つ目のトレーの上にバックパックと上着のパーカー、2つ目のトレーにPCとiPad Proを置きます。
自身もゲートを潜ります。
バックパックが乗ったトレーが、バーで後ろ側の自分で受けとれないレーンに弾き飛ばされてしまいました。
私のバックパックがバーで弾かれてしまっています。
そばのカウンターにいるとスタッフがやって来て、あなたの荷物か確認されます。
センサーを使ってバッグの中をチェックされ、OKとバックパックを渡されます。
オーストラリア出国審査
オーストラリア出国審査です。日本パスポートは自動ゲートを利用します。
パスポートの顔写真のページを開いて裏返して差し込み、完了したら抜き取ります。
誰とも会話することなく、1分以内に出国審査完了です。
※2017年7月にオーストラリアの出国カードは廃止になっています。出国カードはありません。
JQ173便搭乗
搭乗口へ進みます。ゲートの7番はお土産やを抜けてすぐまっすぐ進むと右手にあります。
ここでアメックスラウンジに寄ります。ラウンジの詳細は以下の記事に書いてます。
≫メルボルン空港のアメックス会員限定ラウンジ
深夜便でチェックイン後のエリアは人が少ないです。
席は十分空いています。トイレも7番ゲートのすぐ目の前にあります。
この日は、搭乗まで1時間ほど遅れています。
深夜便だからか遅延だからか分かりませんが、搭乗前の手荷物の重さチェックはありません。
搭乗案内が始まるとチケットとパスポートを確認されて機内へ向かいます。
機内の入り口でCAから入国カード(英語版)を受け取ります。最初に配るんですね。
座席を指定してチケットを購入していたため、指定していた前方・右側の窓際の席に着席します。
深夜便で暗いから窓際の意味はないかな、と思いつつも窓際を指定していました。
この間にニュージーランド入国カードへ記入します。
日本から出国する時に受け取るのは日本語版ですが、オーストラリア出国のため英語版を渡されます。
機体が動き出すと、キャビンアテンダントが安全のしおりの操作を実演します。
フライト中
メルボルンからニュージーランドのクライストチャーチへのフライト。
深夜便で大部分は真っ暗な中を飛行します。
メルボルン空港を離陸したばかりの時は、メルボルンの街明かりの夜景が見えます。
すぐに雲を抜けて見えなくなるものの、今度はなんと星空が見えます。
南半球の星空、なんて美しいんでしょう。
空の上だからか、いつも見る空より星に近く感じます。
飛行機の羽に付いている明かりが少し眩しいものの、それでも満天の星空が見えます。
しばらく星空をうっとり眺めます。流れ星も見え満足です。
機内も暗く寝る時間になり寝ます。
アルプス?のような連なる山々が見えます。
山と緑ですが曇ってモヤモヤしています。
日が登り明るくなり自然に目覚め、朝焼けで赤っぽい空を見ます。
ちょうど山側に朝日が見え、地上を照らすところが幻想的です。
1時間の遅れがなければ、日が昇る前に着陸する予定だったため、想定外に景色が楽しめてラッキーです。
機内食
機内食は事前注文していませんので、ありません。
機内サービス中に注文もできますが、今回は注文もしません。
深夜便のため機内も暗くなります。ほぼ寝ています。
飛行機の機内は乾燥しやすいため、チェックイン後の空港ターミナル内でペットボトルのお水を買っておくと安心です。
機内でお水を注文するよりは安いです。
クライストチャーチ空港到着
出発が遅れた分の時間、1時間ほど遅れてニュージーランドのクライストチャーチ空港へ着陸です。
ほとんど揺れることもなく、始めから最後まで安定のフライトです。
飛行機を降りた通路はニュージーランドの星空のイメージが広がっています。
クライストチャーチ空港の入国審査は日本パスポートなら自動ゲートは入れます。
オーストラリア出国時と同様にパスポートの顔写真ページを開いて差し込み、取り出します。
次に税関です。実はニュージーランドの税関は非常に厳しいです。
受託手荷物を受け取った後にあります。
持ち込みする食品や、野生動物との触れ合い経歴などがあると詳細を質問されます。
無事クリアすると、場合により荷物検査を受けやっとニュージーランド入国です。
ジェットスター搭乗まとめ
LCCジェットスター航空の国際線の搭乗は、成田からゴールドコースト以来の2回目の経験です。
クライストチャーチへは日本から直行便がでていませんが、オーストラリアからなら直行便がでています。
チケット代も$239.57 AUD(18,207円)と日本から向かうことを考えれば、とびっきり安いです。
同じ飛行機内に日本人は見る限り見当たりませんでした。
おそらくニュージーランド人とオーストラリア人が大半を占めているようです。
オーストラリアのメルボルンからニュージーランドのクライストチャーチ路線、海外から海外へのジェットスター国際線搭乗記でした。
搭乗データ
搭乗日:2019年11月21日(木)
機種:Airbus A320
搭乗クラス:エコノミー
飛行時間:3時間15分
チケット代:$239.57 AUD(18,207円)
※レートは、1ドル(AUD)を76円で計算
帰りのNZオークランドから成田への搭乗記は以下の記事にあります。
≫オークランド発OOL乗継で成田着