オーストラリアにも上陸したタクシー配車サービスのDiDi(ディディ)アプリの使い方と、実際にブリスベンでDiDiに乗車したレビューを紹介します。
DiDiアプリの使い方
初回登録する方法
DiDiアプリを開いて、位置情報を許可します。
携帯電話番号を入力します。日本かオーストラリアの電話番号のどちらでも、SMSが届く電話番号ならOKです。
すぐにSMSが届くので、認証します。
次の項目のアカウント情報を入力します。※クーポンコードはある場合のみです。
- ひらがな姓
- ひらがな名前
- メールアドレス
- クーポンコード(あれば)
お支払い方法を選択します。クレジットカードやデビットカード、もしくはペイパルを登録しておくと現金で支払うこともなくスムーズです。
クーポンコードを入力していれば、クーポン発行の案内画面がでます。
DiDi配車サービスの利用方法
1.送迎
行き先を入力します。特に指定しなければ、ピックアップ場所は現在地になっています。
現在地から行き先までの予測運賃が表示されます。
Expressドライバーを探しています。
ドライバーが見つかると、ドライバーが向かっています。ドライバーの現在地と距離、到着予測時間が表示されます。
車のナンバー、車種名・色、ドライバーの名前、車のイメージ画像とドライバーの顔写真が表示されています。
この時、ドライバーの顔写真をタップすると、ドライバーのレビューといままでの送迎数の合計が見えます。
DiDiアプリを見ていると、だんだん近づいて来ているのが確認できます。
2.乗車
ドライバーが迎えに来ます。車の色と車種、ナンバープレートで自分が呼んだDiDiの車か必ず確認します。
大きな荷物がなければそのまま乗り込みます。
「Hello, My name is ◯◯. (ハロー、マイ ネイム イズ ◯◯。)」と一言あいさつをして、名乗った方がお互い安心です。
スーツケースなど大きな荷物を持っていれば、トランクを開けてくれます。
DiDiの車に乗車してアプリの画面を見ると、目的地までの距離と目安時間に画面が変わります。
移動中は、ルート通りに目的地に向かっているか、DiDiアプリでリアルタイムに確認ができます。
3.乗車後
目的地に到着して、DiDiの車を降りると「ご乗車はいかがでしたか」という画面がアプリ上で表示されます。
レビューは必須ではありませんが、ポチポチとタップするだけですぐ終わります。今後の乗客と運転手さんのためにも、レビューをしてあげると良いですね。
メールで領収書が届きます。添付ファイルに英語で記載されています。
オーストラリアでDiDiが使える所
オーストラリアで配車サービスのDiDi(滴滴)が使える場所は?
- シドニー
- メルボルン
- ブリスベン
- ゴールドコースト
- ギーロング
- ニューキャッスル
- サンシャインコースト
- パース
DiDiってどんな会社?
DiDiは中国のライドシェア大手「滴滴出行」が提供しています。中国では、ユーザー数が5億人を超えているマンモスサービス!
オーストラリアでDiDiがサービスを開始したのは2018年6月からで、オーストラリアではまだ新しい配車サービスです。
日本でもソフトバンクが出資して、2018年の9月から配車サービスを開始。2022年8月現在は、全国15都道府県にサービスを拡大して展開しています。
DiDiとUberの違い
UberとDiDiは非常によく似たサービスで競合関係にあります。
私はオーストラリアでDiDiとUber両方とも使いました。
どちらのアプリも直感的に操作でき、ほとんど操作性の違いを感じませんでした。
ちなみにUberとDiDiの両方がサービス提供エリアの場合、DiDiの方が安くなることが多いです。
実際にDiDiに乗車したレビュー
オーストラリアのブリスベンで、DiDiに実際に乗車しました。
乗車区間は、宿泊していたブリスベン市内の駅徒歩5分にあるホテルの(マディソン タワーミル ホテル)から、ブリスベン空港の国内線までの区間です。
・DiDi乗車区間
アプリで行き先を途中まで入力すると、「Brisbane Airport Domestic…」とすぐに表示されたので、タップして選択しました。
現在地は表示されていますが、交差点のど真ん中になっていたため、自分がいる歩道よりにピンを動かして呼びました。
朝5時ごろで、そんな早朝にすぐにDiDiの車がつかまるのか少し心配はしていました。
そんな心配をよそに、10秒ほど待つと「ドライバーが向かっています」とアプリの画面に表示されました。
残り3分で到着予定と表示されています。
実際には4分近く待ちましたが、アプリに表示されているナンバーの車が到着しました。
ドライバーさんが車のトランクを開け、車から降りてきて、ハローとだけあいさつの言葉を交わしました。
私のスーツケースをトランクへ入れてくれました。サンキューと言って車に乗り込みました。
行き先はDiDiアプリで入力しているものの、念の為「エアポート、プリーズ」と伝えました。ドライバーさんは頷いていました。
ドライバーさんはあまり英語は話せない様子でした。空港に近くなってきた所で、「ドメスティック?」と国内線という単語だけに「イエス」と回答しただけでした。
私は最初から国内線を選択していましたが、おそらく国内線と国際線の選択ミスをするお客さんは多いのでしょう。空港行きだと確認をされることがGrab(グラブ)でもありました。
ほぼ時間通りにブリスベン空港の国内線チェックインの入り口付近に到着し、そのまま「サンキュー」とだけ言って降りました。
国内線チェックインの場所は降りてすぐ左手に見えていて、迷うことなくチェックイン場所まで歩いてたどり着きました。
飛行機のチェックインをしようとiPhone画面を見ると、ドライバーの評価画面に切り替わっていました。
すぐに5つ星の評価をつけました。それだけでもOKでした。さらに詳細に優れていた点の選択もできましたが、選択しませんでした。
また、ドライバーさんにチップを渡すことも評価画面からできるようになっていました。
対象エリアならDiDiは便利
オーストラリアでは、DiDiは徐々にサービスエリアを拡大しています。サービスエリア内であれば積極的に使ってみて便利さを実感してみてください。
それに、24時間サービスを提供していることから、早朝の時間や荷物が多いときは特に助かりますね。

DiDi アプリ

ブリスベンで行ったところ


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