ひとり旅で6月の初夏の日に行った富山、1泊2日の旅程と訪れたスポットを写真つきの記録。ひとり女子旅で行った富山の旅程を写真やおすすめスポットとともに公開中、ぜひ旅の参考にどうぞ。
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30代でひとり旅にはまり、ANA SFC会員になった涼羽(@innocentrip)の旅ブログへようこそ。
北陸の地、富山へ初めての旅です!富山の新鮮な海鮮たちを堪能し、アルプスの山々の壮大さはもちろん、あの美しいと有名なスターバックスも見に行きました。
タップできる目次
富山 ひとり女子旅 1日目
富山の旅が始まります。
朝はいつもより早く起き、電車で羽田空港へ向かいます。10:05発の飛行機に乗るために。
富山きときと空港
11:10 富山きときと空港着
東京の羽田空港から富山県の富山空港まで、ANAの飛行機NH 315便に乗り、定刻通り1時間ちょっとで到着します。
飛行機はANA公式サイトから予約しています。
コロナ禍で持て余していたANAのSFCステータスを活用、とは言ってもラウンジでゆっくりコーヒーを飲むくらいです。搭乗手続き後、スマホの充電をしながら座って待てるラウンジがあるだけでも、ステータスの価値は十分あります。
小松空港から富山駅まではリムジンバス(富山地方鉄道バス)に乗ります。バス内はクレジットカードのタッチ決済 が使えて、スマホでタッチするだけでOKでした。
富山駅
11:40 富山駅
富山駅前のバスロータリーに降ります。とりあえず予約した富山駅隣接の商業ビルMAROOT(マルート)内に入っているホテル「ホテルヴィスキオ富山」に向かい、荷物のバックパックをフロントで預かってもらいます。
ちょうどお昼どきだし、駅中に人気のお店が入っているようなのでお昼ご飯を食べることにします。
廻る富山湾 すし玉 富山駅店
11:50 昼食
駅のビルの中にゆいいつ並んでいるのが見え、そこは回転寿司のお店。富山といえばなんといっても海鮮!
並んではいますが、休日の銀座ランチなんかで見かける長蛇の列には到底及ばなかったので、並ぶことにします。
そうして、しばらく20分くらいだろうか並んだ結果、カウンター席に案内されます。
はま寿司やスシローでは見かけない富山ならではの寿司ネタを頼んで大満足になります。元々お寿司は大好きだから、よりいっそう美味しく感じます。
お腹いっぱいになり、ぶらっと歩いてそのまま観光地に向かうことにします。
富岩運河環水公園
13:00 富岩運河環水公園
歩いてたどり着いたのは富岩運河環水公園。ここは世界で一番美しいと称されている「スターバックスコーヒー」があるところ。このスターバックスコーヒーをひと目見たいと願ってきたのです。
流れる水、周りのアルプスの山々も見え、壮大な風景をしばし眺めます。曇り空だったため霧がかかったようにアルプスの山々はぼんやりと浮かんでいるようにも見えます。
この富岩運河をフェリーに乗って通行できるということで、フェリー乗り場で直接チケットを買います。
フェリーの時間まで余裕があったので、公園をぶらぶらしながら思う存分写真を撮っておきます。
フェリー
14:00 富岩水上ライン フェリー出航
なんとこの富岩運河の富岩水上ラインのフェリーは、現天皇陛下もお乗りになった船そのものだそうです。古めかしい船だと思っていたが、そう聞くと趣があるように感じてしまうから不思議なものです。
ほとんど一直線の運河を進みながら女性ガイドさんの解説があります。やや曇りぎみだけど、ちょうどいい気温の今日は風が気持ち良い。
カルガモの親子の側を船で通り過ぎるとき、かなり近い距離で見え何ともいえぬ愛くるしさを秘めていました。
富岩運河の見所は「中島閘門(なかじまこうもん)」という水のエレベーターで、国の重要文化財に指定されているところ。このフェリーで実際に体験すると、船に乗っている身としてはあまり動いている感覚は得られません。
しかし、水位が明らかに変わっていき自分ではなく周りの景色が動いて感じます。不思議な感覚ですね。
岩瀬カナル会館
14:30 岩瀬カナル会館前
フェリーは岩瀬エリアの岩瀬カナル会館の前に到着して全員降ります。船から見えた富山港展望台が気になったので、そのまま歩いて向かいます。
富山港展望台
14:40 富山港展望台
富山港展望台は、ぐるぐるっとした螺旋階段を歩いて登るのみ。降りてくるザ・修学旅行生たちとすれ違いながら、トントンと階段を登り切って展望エリアに出る。
港と海が見える。さっきのフェリーかな?反対方向に向かう船を見て思います。
今回の旅の目的は、ゆっくり休みつつ、リフレッシュすること。
昔ながらの街並みが残る町を歩き、名物の饅頭が食べてみたいと思ってお店の前を通ると、あいにく売り切れの垂れ幕が掛かっている。残念だが、計画的な旅ではないのでそういうこともあって当然。
雰囲気は十分に感じられ満足したので、今日のところは富山駅前のホテルに戻ることにします。
東岩瀬駅
なんともレトロな駅舎で驚く。
ここからは路面電車で富山駅へ。路面電車沿いは紫陽花がきれいに並んで咲いています。
ホテルヴィスキオ 富山
16:10 ホテル チェックイン
本当に富山駅のどまん前、駅前のビル中にあるホテルヴィスキオ 富山にチェックイン、と同時に預けていた荷物を受け取ります。
ホテルヴィスキオ 富山は、JRグループ運営で安心感もあるし何より立地がよい。さらに2022年開業と新しいホテルで文句の付けどころがないホテルと言えます。
ラウンジのコーヒーをいただき、その後はお部屋でゆっくり過ごします。
白えび亭 とやマルシェ店
18:50 夕食
お昼ご飯と同じ、駅ビルに行く。今度は白えびの天ぷら丼がお目当て。
回転寿司を食べ終わった後に通ると並んでいて、気になって調べたら、ここも有名なところのようで。
無事に丼をいただく。普通に美味しいがちょっと変わった食感に珍しさもある。富山名物がサクッと食べられて満足。
余裕があれば、富山発祥のブラックラーメンも食べたいと思いつつお見送りに。
ホテルに戻り、就寝。
富山 女ひとり旅 2日目
富山2日目の朝は、目覚めがよくスッキリ起きます。やはりよく歩いた日はぐっすり眠れてスッキリ目覚めるられるのかも知れません。
ホテルヴィスキオ 富山、朝食
6:32 朝食バイキング
ホテルの朝食バイキング会場に向かいます。基本、朝一の時間に朝食会場に向かうことにしていますが、今回はのんびりしています。
天気が良ければ雨晴海岸に景色を観に行きたいと思っていたけれども、あいにくの曇り空。そして午後には雨予報ときているためです。
この朝の時間に行き先を決めていきます。「そうだ、高岡市に行こう!」と決定。
高岡市はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄先生の故郷ということで、ドラえもんなどの作品が展示されている美術館を目指すことにします。雨が降るかもしれないときは美術館に行きがちな、わたしのひとり旅。
たっぷりの朝食を食べ、お腹はいっぱいになります。
10:55 チェックアウト
ホテルヴィスキオ富山のフロントでチェックアウト、すぐに終わるが駅前の利点を活かして、そのまま荷物を預けます。帰りの空港行きのバスも富山駅から出ているから荷物は預けるのが正解でしょう。
次は富山駅から電車に乗って、高岡市に向かいます。
高岡駅
11:20 高岡駅 到着
それほど混んでいない電車に乗って高岡駅に到着。お昼は過ぎてしまいました。田舎のイメージとは裏腹に高岡駅が意外と立派でおどろきを隠せません。
散歩がてら庭園を通り、抜けた先にある高岡市美術館を目指すことにします。
高岡古城公園
平日だからかほとんど人気がない高岡古城公園の中、庭園内を歩きます。静かで素敵な緑の美しい庭園をのんびり歩きながら進みます。
中を歩いてみて気づいてきますが、想像以上に広い公園です。階段や高低差があって思った以上に体力を消耗しそうなので、途中で庭園から出て普通の道を歩きたいと思いましたが、結局通り抜けるまでずっと庭園の中を歩くことになってしまいます。
やっと、通り抜けた先の道路に懐かしさを感じたほどです。
一般道に出てからは順調にさくさく歩いて、美術館に向かって行きます。
と、その矢先に通りすがりのアイスクリーム屋さんが雰囲気もよく気になって立ち寄ります。
チルアウト&ソフトクリーム畑 高岡店
店内に入ってすぐの注文口で人気No.2「モンブラン」をカップで注文を済ませて、ソファ席にゆったり座り休憩にちょうど良く待ちます。
私の後にも3組ほど、お客さんが注文して待ち始めます。店員さんがひとりしか居ないようで提供に時間が掛かっている様子です。
ちょうど足を休めたかった私には長い待ち時間ではなく、まだお昼ご飯を食べていないのだけど、先におやつのアイスクリームをいただきます。
ソフトクリームの中に甘いさつまいもが混ざっていて、上にモンブランクリームが乗っているスタイルででてきました。ソフトクリーム+ケーキのような贅沢なおやつで、お味も想像通りに美味しいそれぞれの味がコラボレーションしています。
アイスを堪能して、すっかりクールダウンもできたところでお店の外に出ます。
さらに10分ほど歩いた先がいよいよ目的地の美術館!足の元気を取り戻した私は足早に歩きます。
高岡市美術館
12:30 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
高岡市美術館の中の1コーナーに藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーがあります。
階段を登り、チケットを購入すると「どこでもドアからお入りください」と案内されます。
「え?もしかして?」ギャラリーの入り口の扉があのドラえもんに登場するピンクのどこでもドアなのです。単純ながらウキウキして中に入ります。写真撮影は禁止と案内されてしまいます。
ドラえもんや、パーマン、21エモンといった子供のころにお世話になった作品たちが展示されています。とても懐かしい気持ちに浸れる美術館です。
吉宗
13:30 昼食
美術館でGoogleマップを開いて、「吉宗」というお店のカレーうどんが有名らしいのを見つけました。
徒歩10分ほどの場所にあるので、すぐに向かいます。満席寸前の店内でしたがすぐにカウンターに案内してもらいます。
ボリュームが多くて圧巻のカレーうどんが出てくます。まろやかな優しさのあるカレーうどんです。辛さはほとんど感じません。
富山市ガラス美術館
15:00 富山市ガラス美術館
ガラス美術館はとっても気になっていて、ぜひ行きたいと旅にでる前から思っていました。
高岡駅から富山駅に戻り、そのまま路面電車に乗り換えて向かい無事に到着。もう小雨が降り始めています。
ガラス細工やガラスを使った芸術作品が展示されています。とりわけ目を引く美しさが際立っていたのが、特別展示のキメラ(?)。
ムラハタ フルーツ パーラー 富山大和店
飛行機のフライト時間までもう少し余裕があるので、立ち寄れるところを探し来てしまいます。
最後に大好きなフルーツパフェを堪能して帰ることに。実は、前年に訪れた金沢に本店があるフルーツパーラーの店舗が富山にもあります。石川県と富山県はお隣さんなので、店舗展開していても何ら不思議はありません。
このフルーツパーラーが美術館から近かったので、何かのご縁のようにも感じます。
ゴールドキウイのフルーツパフェを堪能し、再び路面電車で富山駅に戻ります。
駅前のホテルに預けていた荷物を受け取りに行き、リムジンバスに乗って富山空港へ向かうことに。リムジンバスのチケットを買わなくて済むのは地味に楽です。
富山空港
18:30 富山空港 発
もう旅の帰路。ANAの飛行機で羽田空港まで飛びます。初夏の6月富山ひとり女子旅は終わりを迎えます。
今度は行ってみたい
今回は行きませんでしたが、次回はぜひ行ってみたいところがあります。
富山県美術館
富山県美術館は、富山で一番大きい美術館らしいです。富山環水公園のスターバックスから近い場所にありますが、当日はちょうど休館日で訪れることができませんでした。
こちらの美術館はまたじっくり時間をとって行きたいと思います。
富山の旅を終えて感想
初めての富山。
小学校の学習帳で見たあのアルプス山脈が本当に存在していました。まさに圧巻の山々。富士山とはまた違った連なる山々の美しさ。
お隣の金沢も素敵でしたが大満足でした。北陸の海の幸はやはり特別ですね。
海の幸が目的なら秋冬にも来てみたいけれど、かなり雪が降り積もるので覚悟が必要だと思いながら富山の旅を終えました。
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