特別な和風ドーミーイン!浅草に2019年にオープンの「天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草」にひとりで泊まってきた。
和モダンな落ち着いたお部屋、畳敷きの館内に天然温泉と東京の浅草でしっとり、温泉旅気分を味わい癒やされた。
ドーミーインはひとりでも泊まりやすい雰囲気のカジュアルな温泉宿でお気に入りのホテル。旅ブログInnocenTripの涼羽(@innocentrip)が撮ってきた写真と感想をお届けしていく。
天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草の概要
天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草
(ドーミーインチェーン)
- チェックイン時間:15:00~
- チェックアウト時間:~11:00
- お風呂の営業時間:15:00~10:00
※料金は曜日や時期により変わります。プランによってチェックイン・アウト時間も例外があります。
予約サイトはヤフートラベルを利用。週末限定タイムセールやPayPay連携でお得なプランがちらほら見つかる。
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天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草(ドーミーインチェーン)
御宿 野乃 浅草の外観
今回のドーミーインは、周りと比べて高い建物で見つけやすい。
車の場合はこちら側の道から宿泊者専用の駐車場が利用できる。
花やしき通りにある正面入り口に向かう。金箔貼りつけ風な模様の自動ドアから入る。
あまりにも斜めな写真で失礼。館内に入ってすぐ、まるでスパのように靴をロッカーに預けることになる。館内は素足で過ごすのが基本。
わたしは靴下は履いていた。足元が気になる場合は、ホテルによくあるペラペラの白いスリッパをフロントで受け取ることができる。
シングルの部屋(客室)
【禁煙】シングル サータ社製ベッド(シングル)のお部屋に泊まってきた。
アクセントクロスは和らしい模様があしらわれている。ベッドの寝心地は文句なし、ぐっすり眠れた。
ロースタイルの低いベッド。やや斜めであるものの、ベッドの正面にテレビが設置されている。
電話・メモ帳・ペン・金庫・ゴミ箱がコンパクトにまとめられている。
テレビ台の左側に、ひとり掛けのパーソナルチェアと小さなサイドデスク、リモコンも。
左の壁にみえる木のバーは、バスタオルハンガー。
洗面台のドアを開けて、客室内に入ってすぐ右手には、それはそれは小さなデスクがある。
3方向を壁に囲まれていて、わたしには閉鎖感が強すぎたけれども。コンセントがあり、充電スペースとして活用した。
床は正方形で縁無しの畳、琉球畳と考えてよいだろう。
天井のシーリングライト照明もちゃんと和の雰囲気を醸し出している。奥の窓も障子っぽいのが気に入った。
洗面台にはハンドソープとドライヤー。写ってないのが正面には鏡、左側にはハンドタオルが掛かっている。(写真ぶれすぎ)
洗面台の引き出しには、アメニティが揃っている。歯ブラシ・髪留め・コットン・黒い綿棒・クシ・カミソリ・プラ(っぽい)コップ。
洗面台の左下の扉を開けると、湯呑み・粉末のお茶が2つ・電気ポット。飲みものが充実していないと思いがちだが、1Fのウェルカムドリンクのドリンクバーは、夜23時まで自由に取りに行ける。
わたしはドリンクバーと冷蔵庫のミネラルウォーターを利用し、この電気ポットにも粉末のお世話にもならなかった。
洗面台の右下には、ミニ冷蔵庫。ミネラルウォーター1本とカットされたウェルカムフルーツだ。ウェルカムフルーツはドーミーイン看板のホテルにはなかった、予想外で嬉しい。
トイレは温水洗浄便座。トイレ専用のスリッパが手前には置いてある。※室内は裸足が基本となり、トイレ専用のスリッパは用意されている。
ドーミーイン系列のこだわりの天然温泉(大浴場)がホテルの地下1階にある。したがって部屋には、シャワーブースだけの設置となる。
しかし、トイレの真正面にあるシャワーブースは、十分な広さと感じた。
部屋から温泉に持っていくカゴバッグの用意がある。他のドーミーインにはなかった。おそらく、 御宿 野乃系統のホテルだけのサービスだと思う。
かごの中には、バスタオル・フェイスタオル・脱いだ服や洗濯物を入れる袋。
部屋から見えたのは、日本最古の遊園地「花やしき」。絶叫のタワーから落下してくる様がよく見える。窓を覗いても浅草感が味わえるのは気分が上がる。
天然温泉 凌雲の湯
ドーミーインといえば温泉付きのお宿。御宿 野乃 浅草の天然温泉大浴場「凌雲の湯」は地下1F。
「黒湯」の天然温泉、雰囲気はとても良い。ああ、日本の素敵な温泉に来たという感覚だった。ただ、お風呂は温泉の大浴場にしては小さめ。お風呂は、内湯と半露天、壺湯がある。
もちろんサウナも水風呂もあるので、ご心配なく。
※脱衣場や浴室には撮影ができるカメラやスマートフォンは持ち込み禁止となっている。
朝食 ~にっぽんの食事処~Hatago~
朝食は、フロント奥の1Fのレストラン「~にっぽんの食事処~Hatago~」で提供される。
今回は朝食なしの予約でレビューはなし。ご当地にちなんだ朝食メニューと評判なのがドーミーイン。もちろん宿の朝食も良い選択だと思う。
ただ、浅草には魅力的な飲食店が数多く存在する。食パンで有名なペリカンのパンが食べられるカフェもおすすめ。
御宿 野乃 浅草の館内サービス
ウェルカムドリンク
ウエルカムドリンクはドリンクバー形式。紙コップとフタの用意がある。コーヒーと緑茶をいただいた。
夜食 ~夜鳴きそば~
ドーミーインといえば、夜鳴きそばファンという方も多いとウワサのさっぱり醤油ラーメン。御宿野乃にもある。朝食会場と同じ1Fの「 ~にっぽんの食事処~Hatago~ 」で、夜食時間帯に無料でいただける。
カウンターに向かい、人数を告げると番号札を渡される。番号が呼ばれたらできあがった夜鳴きそばをカウンターで受け取る、食堂形式。
ウェルカムドリンクのあたたかい緑茶も一緒に。
その他館内設備
ランドリー、自動販売機、喫煙ブース。
御宿 野乃 浅草の場所
〒111-0032 東京都台東区浅草2-7-20
・電車
つくばエクスプレス線「浅草駅」より徒歩約4分
銀座線「浅草駅」より徒歩約8分
「花やしき通り」沿いに正面入口がある。遊園地の浅草花やしきやJRAウインズ浅草のすぐ側と目印になる建物があり、分かりやすい場所に位置する。
わたしが大好きなフルーツパーラーゴトーもすぐ近く。浅草寺や出店で食べ歩くにもちょうどいい立地。
泊まってよかったところ
東京近辺、自宅から近場でのんびり旅気分を味わえる、ホテルステイ中心のひとり旅にピッタリ!と、天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草(ドーミーインチェーン)に決めた。浅草はわたしの家から余裕で日帰りできるエリアであるのだけども、今回はあえてホテルスティをしてきた。
それに、和風ドーミーイン「御宿 野乃」がすごいと、評判になっているのをどこかの記事で見かけてずっと気になっていた。
床は畳のお部屋に、廊下も畳敷になっていて、思った通りのカジュアルな温泉宿感が東京の浅草で味わえ、貴重な宿体験だった。
畳ってどうしてこんなにホッとするというか、落ち着くんだろうと、自分の中の日本人らしさを再発見した滞在となった。畳が恋しいだなんて自分でもまったく気づいていなかったのに。
そんなこんなで、すっかりドーミーイン愛好家なわたしである。
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